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内窓を設置すると網戸はどうなる?換気時の使い方から解説

内窓を設置すると網戸はどうなる?換気時の使い方から解説

内窓の設置を検討し始めると、「今使っている網戸はどうなるの?」という疑問が浮かぶことがあります。網戸は夏場の換気に欠かせない存在だけに、気になるのも当然です。

この記事では、内窓を新たに設置したあと網戸がどうなるのか、そして日々の換気のときにどう使えばよいのかを整理します。結論からお伝えすると、網戸を取り外す必要はありません

作成者 渡邉 超(一宮番匠株式会社 代表/エコ断熱工房 マドカラリノベ) 1級建築施工管理技士・2級建築士・愛知県木造住宅耐震診断員 プロフィール

作成日 2026年9月15日 最終更新日 2026年9月15日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

内窓を設置すると、既存の網戸はどうなりますか?

結論として、既存の網戸はそのまま残ります。内窓は、今ある窓(サッシ・網戸を含む)を撤去せず、その内側にもう一枚、新しい窓を追加で取り付ける工事です。網戸を含めた外側の建具に手を加えるものではありません。

内窓を設置する前と後で外側の窓・網戸・内側の内窓という構成がどう変わるかを対比して示す図 図1 内窓設置前と設置後の、窓まわりの構成 設置前 設置後 外側の窓 網戸 (内窓なし) 外側の窓(そのまま) 網戸(そのまま) 内側に内窓を追加 網戸を含めた外側の構成は変わらず、内側に1枚追加される形になります。窓全体としては二重の建具になります。 実際の納まりは窓の形状・サイズによって多少異なります。 出典:当社の施工事例に基づく一般的な整理(2026年8月時点)

換気するときは、内窓と網戸をどう使い分けますか?

手順はシンプルです。外側の窓を開けて網戸にした状態で、内側の内窓も開けることで、これまでと同じように網戸ごしの風を室内に取り込めます。内窓を閉めたままでは、室内側の建具が風の通り道をふさいでしまうため、網戸の役割を活かすには内窓も開けていただく必要があります。難しい操作ではなく、慣れれば数秒で済みます。

外側の窓を開け、網戸にし、内側の内窓も開けるという手順を3段階で示す図 図2 換気するときの、窓の開け方の順番 STEP 1 外側の窓 網戸の位置まで 開ける STEP 2 網戸を確認 網戸が 閉じているか STEP 3 内窓を開ける 室内側も 開放 この順番で開けると、これまでと同じ感覚で換気していただけます。 窓の形状によって開け方の細部は異なります。 出典:当社の施工事例に基づく一般的な整理(2026年8月時点)

冬場など換気が少ない時期は、内窓を閉めたまま断熱層として活用し、換気が必要なときだけ内窓も開ける、という使い分けが一般的です。夏場は換気の頻度が上がるため、内窓を開けっぱなしにする時間帯を長めに取る方も多くいらっしゃいます。

内窓を閉めたままにすると、網戸の意味はなくなりますか?

意味がなくなるわけではありませんが、内窓を閉めていると、網戸を通った風が室内まで届きにくくなります。網戸はあくまで外側の窓の一部であり、内窓というもう1枚の建具が閉まっていれば、室内への風の通り道はそこでふさがれます。

内窓と網戸の開閉状況の組み合わせによって風の通りやすさがどう変わるかを横棒で示す図 図 内窓と網戸の開閉パターン別・風の通りやすさ 外窓・網戸・内窓すべて開放 風が通る 外窓・網戸開放、内窓は閉 ほぼ通らない すべて閉 通らない(断熱状態) 風を通したい場合は、内窓も開けていただく必要があります。 実際の通風量は窓の大きさ・風向きによって変わります。 出典:一般的な窓の開閉と通風の関係に基づく整理(2026年8月時点)

逆にいえば、内窓を閉めておけば、網戸を開けたままでも断熱層としての機能は保たれます。「換気はしたいが虫は入れたくない」というときは、網戸だけ開けて内窓を閉めておく、という使い方もできます。季節や時間帯に応じて、ご自身の使いやすい組み合わせを選んでいただけます。

網戸のお手入れや交換は、内窓設置後も自分でできますか?

できます。網戸は内窓とは別の建具として、これまでどおり独立して扱えます。網目の張り替えや掃除も、内窓の有無にかかわらず、今までと同じ方法で行っていただけます。

内窓の設置によって網戸の取り外し方や掃除方法が変わることはありません。内窓はあくまで内側に加わる建具であり、外側の網戸のメンテナンス性には影響しないとお考えください。網戸の張り替えを業者に依頼する場合も、内窓の有無を伝える必要は基本的にありません。内窓側のお手入れも、乾いた布で拭く程度で済みます。

内窓があると、開け閉めの手間は増えますか?

窓が2枚になる分、開閉の動作自体は増えます。ただし多くのお客様は、換気の頻度に応じて内窓を開けっぱなしにする時間帯と、閉めて断熱層として使う時間帯を使い分けており、毎回必ず2回開け閉めしているわけではありません。

開け閉めの手間について、より詳しくは内窓の開け閉めに関するよくある質問でも解説していますので、あわせてご確認ください。毎日の生活動線に合わせて、開けっぱなしにする時間帯を決めておくと負担が少なくなります。

我が家は、網戸と内窓の両立で困りそうですか?

当てはまる項目が多いほど、網戸と内窓の使い分けについて、現地で確認しておく価値が高い状態です。下のチェックは診断ではなく、状況を整理するためのものです。

網戸と内窓の使い分けを見分けるチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個網戸と内窓の両立で困る可能性は低そうです。通常の使い方で問題なく併用できます。
2〜3個使い方を確認しておくと安心です。現地調査の際にご希望の使い方をお伝えください。
4〜6個窓の形状や使い方について、現地で詳しく確認することをおすすめします。

一宮市とその周辺への対応について

当社が施工事例ページで公開している主な施工対応エリアは、一宮市・名古屋市・江南市・稲沢市・岩倉市・犬山市・北名古屋市・扶桑町・大口町です。その他の周辺エリアも柔軟に対応しています。ご相談と現地調査は無料で、その場で契約をお願いすることはありません。

出典:当社の対応エリア(施工事例一覧掲載の「主な施工対応エリア」・2026年8月時点)

内窓と網戸について、よくいただくご質問は?

一宮市とその周辺のお客様から実際に伺った質問をまとめました。網戸の扱いに関するご質問には、当社が把握している範囲でお答えしています。

内窓を付けると、網戸は外さないといけませんか?
外す必要はありません。内窓は既存の窓の内側に設置するため、外側の窓と網戸はそのまま残ります。取り外しの必要はありません。

内窓を開けて換気するとき、網戸はどう使いますか?
外側の窓と網戸を開けた状態で、内側の内窓も開けていただくと、これまでと同じように網戸ごしの風を室内に取り込めます。

網戸の掃除や交換は、内窓を付けたあとも自分でできますか?
できます。内窓は外側の窓とは別の建具のため、網戸まわりのお手入れは今までどおり行っていただけます。

内窓を閉めたまま網戸だけ使うことはできますか?
構造上は可能ですが、内窓を閉めていると室内側の建具が風の通り道をふさぐため、網戸の風通しの効果は感じにくくなります。

見積りだけをお願いすることはできますか?
できます。ご相談と現地調査は無料で、その場で契約をお願いすることはありません。他社の見積りを持ってのご相談も承っています。

網戸が古くなっている場合、内窓の設置と同時に交換できますか?
網戸の交換自体は内窓の工事とは別の作業になりますが、ご希望があればあわせてご相談いただけます。詳しくは現地調査の際にご案内します。

内窓を設置したら、虫の侵入は減りますか?
内窓自体は虫の侵入対策を目的にした製品ではありません。ただし網戸を閉めたまま内窓も閉めておく使い方をすれば、開口部が二重になる分、結果的に虫が入りにくくなることはあります。

浴室や勝手口の網戸も、内窓と併用できますか?

浴室や勝手口の窓も、リビングなどと同じ考え方で内窓と網戸を併用できます。当社の施工事例でも、浴室にインプラス風呂仕様を設置した事例があり、既存の窓・網戸を活かしたまま内側に設置しています。勝手口も同様の考え方で対応可能です。

浴室は湿気がこもりやすい場所のため、換気の際は網戸と内窓の両方を開ける習慣をつけていただくことをおすすめしています。内窓を閉めたままにしていると、換気扇だけに頼ることになり、湿気がこもりやすくなることがあります。定期的な換気を心がけてください。

出窓や特殊な形状の窓でも、網戸との併用はできますか?

窓の形状によっては、内窓の納まりや網戸との位置関係が通常と異なることがあります。出窓・引き違い以外の形状の窓は、現地での確認が特に重要です。製品の選定も含めて、現地調査でご案内します。網戸との位置関係も窓の形状ごとに異なるため、写真だけでなく実際に見て判断することをおすすめしています。

まず、何から確認すればよいですか?

最初にすることは、内窓の製品を決めることではありません。今の窓と網戸の状態、そして普段の換気の仕方を確認することです。ここが分かれば、内窓と網戸をどう併用するかの見通しが立ちます。

01窓の形状|引き違い・出窓など

02網戸の状態|建付け・張り替えの要不要

03換気の頻度|普段どのくらい窓を開けるか

04使う家族|開閉を行う人数・年齢層

この4点が分かれば、現地調査でのご案内がスムーズに進みます。分からない項目があっても構いません。現地で一緒に確認します。網戸との併用に不安がある場合も、遠慮なくお伝えください。

網戸との使い方も含めて、現地で確かめる

窓の写真だけでもかまいません。現地調査では窓の形状や網戸の状態を確認し、使い方も含めてご案内します。ご相談と現地調査は無料です。

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