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江南市で冬に家が寒いのは窓が原因?実例2件で見落としを検証

江南市で冬に家が寒いのは窓が原因?実例2件で見落としを検証

リビングにいるのに、ソファに座ると背中がすうすうする。暖房の設定温度を上げても、足元は冷たいまま。——江南市で伺ったご相談は、この状態から始まりました。

この記事では、当社が江南市で実際に施工した2件の事例をもとに、「家のどこが寒さの原因だったのか」を具体的に追いかけます。結論から言うと、2件とも原因は住まい手が想像していた場所とは違いました。

作成者 渡邉 超(一宮番匠株式会社 代表/エコ断熱工房 マドカラリノベ) 1級建築施工管理技士・2級建築士・愛知県木造住宅耐震診断員 プロフィール

作成日 2026年8月29日 最終更新日 2026年8月29日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約8分

江南市の家で、寒さの原因はどこにありましたか?

1件目は、ご家族が集まる開放的なLDKのあるお住まいでした。ずっと悩まれていたのはリビングの足元の寒さで、冬場に心地よくくつろげないというストレスを抱えておられました。

現地調査に伺って注目したのは、普段お客様がくつろいでいらっしゃるソファの真後ろにある腰窓です。この窓はお隣の家との距離が近く、透明ガラスが入っていたため、普段はプライバシーを守るために雨戸を閉めっぱなしにされている状態でした。

お客様は当初、「常に雨戸を閉めているし、小さな窓だからここはリフォームしなくてもいいかな」と考えておられました。無理もありません。雨戸で塞いでいるのだから、そこから冷気は入らないはずだ——というのは、自然な考え方だと思います。

サーモグラフィで撮ると、答えが出ました

当社のサーモグラフィカメラで撮影した画像をご覧いただくと、この窓こそが寒さの最大の原因であることが分かりました。外側の雨戸を閉めていても、枠やガラスを通じて外の冷気が室内に侵入し、ソファに座るお客様の背中や肩を直撃していたのです。

雨戸を閉めた腰窓と、内窓を設置した腰窓で、室内側の状態がどう変わるかを対比して示す図 図1 雨戸を閉めた窓で起きていたこと 雨戸を閉めた腰窓 内窓を設置した腰窓 外気は雨戸で遮る 枠とガラスは冷える 冷気が室内側へ伝わる ソファの背中を直撃 既存窓との間に空気層 室内側の窓面が冷えにくい 冷気の伝わりが弱まる ソファまわりの体感が変わる 「塞いでいるから大丈夫」と「冷えない」は、別のことです。 効果の感じ方には個人差があり、住宅の構造・窓の面積・暖房機器によって変わります。 出典:当社の施工事例(江南市・2026年6月公開)

その窓に、どんな工事をしたのですか?

「小さな窓は断熱しなくていい」「雨戸を閉めているから大丈夫」という固定概念を払拭し、LDKという大きな空間全体を快適にするために、この腰窓への内窓「インプラス」設置をご提案しました。工事は1日で完了しています。

項目 内容 出所
断熱総額52.5万円施工事例ページ
補助金額16万円同上
工期1日間同上
採用製品LIXILインプラス 引違い窓/ランマ付き窓/型板ガラス同上
枠色キャラメルウッド同上
申請した補助金先進的窓リノベ2026事業同上

出典:当社の施工事例(江南市|LDK腰窓の内窓設置・2026年6月公開)。金額は事例ページに掲載している値をそのまま記載しています。

ガラスを型板にして、雨戸を開けられるようにしました

お部屋のインテリアに合わせて枠色は「キャラメルウッド」を選定しました。そしてガラスを「型板ガラス」にすることで、雨戸を開けておいても外からの視線を完全にシャットアウトし、優しい自然光だけをたっぷり採り入れられるようにしています。

つまりこの工事は、寒さ対策であると同時に、「雨戸を閉めっぱなしにしなくてよくなる」工事でもありました。寒さの原因を取り除いたら、同時に部屋が明るくなったということです。

お客様からいただいた声

「新設した内窓を開けると、朝は日の当たる雨戸の熱を、夜は外の冷気を感じ、室内との寒暖差に驚いています。この時期で窓断熱の性能を実感しているので夏と冬が楽しみです。」

「内装リフォーム(クロス張り替えなど)の話はよく聞くけど、窓のリフォームってこんなに好印象になるの!?今では家族でソファの取り合いになっています!」

冷気が止まったことで、ソファの上がご家族みんなが奪い合うほどの「一番あたたかいくつろぎの特等席」になりました。窓を新しくしたことで、壁紙を張り替える以上にお部屋全体の印象が変わったとも伺っています。

出典:当社の施工事例に掲載しているアンケートの原文(江南市・2026年6月公開)。お客様個人の感想であり、効果の感じ方には個人差があります。

2件目の江南市の事例は、どこが寒かったのですか?

同じお宅の浴室です。ご相談は、冬場の浴室の厳しい寒さと、浴室内の「暗さ」でした。リフォーム前のお風呂の窓は、型板の1枚ガラス。外からの視線を遮るために屋外側に目隠しを設置されていましたが、その影響で外からの光が遮られ、浴室内が非常に暗くなっていました。

「冬はとにかく寒いし、中が暗い…」という、毎日の入浴がストレスになる空間になっていたのです。ここでも、視線を遮ろうとした結果、寒さと暗さが同時に発生していたという同じ構図が見られます。

採用したのはお風呂専用の内窓「インプラス風呂仕様」です。さらに現地で特殊加工を実施し、ガラスを「フロストガラス調」に仕上げることで、外からの視線は完全に遮りながら、自然光だけを柔らかく室内に採り入れました。こちらも工期は1日です。

江南市のLDKと浴室、名古屋市の家じゅうの3件について、断熱総額を横棒で比較した図 図2 江南市の2件と、比較用の1件(断熱総額) 江南市|LDK腰窓 52.5万円 江南市|浴室 12万円 名古屋市|家じゅう(参考) 145.5万円 同じお宅でも、対象にする場所で金額はまったく変わります。 浴室の12万円は参考金額で、他の窓工事とともに実施し補助額が5万円以上になったものです。 出典:当社の施工事例3件(2026年6月公開・2026年8月21日確認)

浴室乾燥の効きまで変わりました

「4月にLDKと浴室を施工して頂きました。新設した内窓を開けると、朝は日の当たる雨戸の熱を、夜は外の冷気を感じ、室内との寒暖差に驚いています。この時期で窓断熱の性能を実感しているので夏と冬が楽しみです。お風呂は浴室乾燥で衣類の乾きが早くなりました。」

寒さ対策として始めた工事が、家事の時間に返ってきた形です。ただし乾燥時間がどれだけ短くなるかは、機種・浴室の広さ・洗濯物の量によって変わります。同じ変化がどのお宅でも起きると保証するものではありません。

出典:当社の施工事例に掲載しているアンケートの原文(江南市・2026年6月公開)。お客様個人の感想であり、効果の感じ方には個人差があります。

2件から分かることは、何ですか?

共通しているのは、住まい手が「ここではない」と思っていた窓が原因だったという点です。1件目は雨戸を閉めきった小さな腰窓、2件目は目隠しを付けた浴室の型板ガラス。どちらも「もう対策してある」と見なされていた窓でした。

01塞いである窓ほど見落とされる|雨戸・目隠し・面格子が付いていると、対策済みだと感じやすい

02小さい窓ほど後回しになる|面積が小さいぶん、影響も小さいと考えてしまう

03視線対策が暗さを生む|見えないようにした結果、光まで遮ってしまっている

04体感は「面」で決まる|室温ではなく、近くにある冷たい面が背中や足元に効く

この4点は、江南市に限った話ではありません。当社が伺うお住まいの多くで、同じことが起きています。だからこそ、目で見て判断せず、測ってから決めるという手順を大事にしています。

我が家の場合は、どこを見ればよいですか?

当てはまる項目が多いほど、「対策済みだと思っている窓」が残っている可能性が高くなります。下のチェックは診断ではなく、ご相談の前に状況を整理するためのものです。

見落としがちな窓のセルフチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個窓の見落としは少なそうです。冷える部屋と時間帯を書き出すところから始めてください。
2〜3個「対策済み」と思っている窓が残っている可能性があります。その窓のガラスの枚数を確かめてください。
4〜6個江南市の2件と同じ構図かもしれません。現地で熱の出入りを測ってから判断する価値があります。

江南市への対応について

当社は一宮市・北名古屋市を中心に、稲沢市・岩倉市・清須市、そして木曽川を越えた岐南町まで対応しています。江南市は、公開している施工事例3件のうち2件を手がけたエリアです。地域を絞っているぶん、現地調査も、施工も、その後のフォローもスピーディーに動けます。

出典:当社の対応エリア(一宮市を中心に愛知県・岐阜県に地域密着・2026年8月21日確認)

江南市の窓の寒さについて、よくいただくご質問は?

江南市とその周辺のお客様から実際に伺った質問をまとめました。住宅の状態によって答えが変わるものもあるため、気になる点は現地を確認したうえでお答えしています。

江南市でも対応してもらえますか?
対応しています。当社が公開している施工事例3件のうち2件が江南市のお住まいです。一宮市・北名古屋市を中心に、稲沢市・岩倉市・清須市、岐南町まで伺っています。

小さな窓や、雨戸を閉めている窓も寒さに関係しますか?
関係することがあります。江南市の事例では、普段は雨戸を閉めきっていた小さな腰窓が、LDK全体の寒さの原因でした。雨戸を閉めていても、枠やガラスを通じて冷気は室内へ入ってきます。

窓の状態は、見ただけで分かるものですか?
目で見て分かるのはガラスの枚数やサッシの素材までです。当社では現地調査でサーモグラフィカメラを使い、どこから熱が出入りしているかを画像で確認しています。

リビングの窓を1か所だけ工事する、ということはできますか?
できます。江南市の事例は、LDKの腰窓に内窓を設置した工事です。ただし補助金を使う場合は、1申請あたり合計5万円以上という下限があるため、窓の数によっては範囲の見直しをご提案することがあります。

工事の日、家にいなければいけませんか?
当社が公開している内窓の施工事例は、いずれも工期1日で完了しています。お立ち会いの要否や当日の流れは、現地確認のときにご説明します。

まず、何から始めればよいですか?

最初にしていただきたいのは、「ここは大丈夫だと思っている窓」を1つ挙げることです。江南市の2件は、どちらもそこが原因でした。雨戸を閉めている窓、目隠しを付けた窓、小さすぎて数に入れていない窓。そこから見ていきます。

寒い部屋を挙げ、対策済みと思っている窓を洗い出し、現地で測って範囲を決めるまでの流れを4段階で示す図 図3 原因を特定するまでの手順 STEP 1 寒い部屋を挙げる リビングか 水まわりか STEP 2 見落とし窓を探す 雨戸・目隠し 小さい窓 STEP 3 現地で測る サーモグラフィで 熱の出入りを見る STEP 4 範囲を決める 1か所か 複数か 見た目で判断せず、測ってから工事範囲を決めます。 現地調査とご相談は無料です。その場で契約をお願いすることはありません。 出典:当社の現地確認の進め方(2026年8月時点)

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